更新日:2023.12.12
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ブラックジャックのサレンダー基本講座!!初心者にも分かりやすくルールを解説

ブラックジャック

ブラックジャックには「サレンダー」という負けを認めて配当が貰えるアクションがあります。

本記事ではブラックジャックにおいてサレンダーが有効にはたらく状況はあるのか、サレンダーのメリットやデメリットについても詳しく解説します。

また、オンラインカジノでサレンダーができるブラックジャックの種類はあるのか、そのゲームで実際にサレンダーは有効なのかについても解説します。

最後に、ブラックジャックにリベートボーナスが付いたり入金ボーナスが貰えたりするおすすめオンラインカジノについても紹介していますので、オンラインカジノ登録の参考にしてもらえると幸いです。

この記事を読んだらわかること
  • サレンダーのメリットとデメリット
  • サレンダーができるタイミング
  • サレンダーが宣言できるブラックジャック
  • ブラックジャックで遊ぶのにおすすめオンラインカジノ
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目次

ブラックジャックにおけるサレンダーとは?メリット・デメリットを解説

今回の記事ではブラックジャックのアクションのひとつである「サレンダー」について解説します。

ブラックジャックのサレンダーとは「降参」という意味です。

サレンダーを宣言すると、プレイヤーが負けとなる代わりにベット額の半分が戻ってくる仕組みです。

サレンダーは最初の2枚のカードが配られた時、ディーラーのハンドが強く、プレイヤーが負ける可能性が高いときに使うと効果的です。

ここからはブラックジャックを始めたばかりの初心者にもわかりやすいように、ブラックジャックのサレンダーの基本ルールやサレンダーが使えるタイミングを画像付きで紹介し、メリットやデメリットについても解説したいと思います。

ブラックジャックのサレンダーを含むアクションまとめ

ここからは、ブラックジャックで遊ぶときに覚えておくべき用語について解説します。サレンダーについて理解するためには、ヒットやスタンド、インシュランスというアクションとの違いをおさえておきましょう。

ブラックジャックでは、次の6つのアクションが重要となります。

  • 【ヒット (Hit)】

ヒットとは、追加で1枚カードを引くアクションのことを指します。ブラックジャックでは合計値が21になるようにカードを引くことが重要ですので、ヒットが基本アクションとなります。

  • 【スタンド (Stand)】

スタンドとは、これ以上追加でカードを引かないと宣言することを指します。追加でカードを引いてしまうと21を超えそうな状況でスタンドを選ぶことが重要です。

  • 【ダブルダウン (Double Down)】

ダブルダウンとは、追加で1枚だけカードを引くことを条件に、賭け金を2倍にするアクションを指します。

ダブルダウンを宣言するとこれ以上ヒットすることはできませんが、勝利したときに通常の2倍の配当が獲得できます。 ダブルダウンが効果的な状況については、後ほど解説します。

  • 【スプリット (Split)】

スプリットは、自分のハンドに同じ数字のカードが2枚配られたときにできるアクションのことを指します。ディーラーのハンドが弱く、自分のハンドが強い状況でスプリットを宣言すると効果的です。

  • 【インシュランス (Insurance)】

インシュランスとは、ディーラーのカードがAや10, J, Q, Kのときにベット額の半分を追加することで宣言できるアクションを指します。

もしディーラーのカード合計値が21だった場合、インシュランスで払った額の2倍の配当を獲得できます。

しかし、インシュランスは成功確率が低いため基本的には選んではならないアクションです。ベーシックストラテジーでもインシュランスを選ぶ状況はありません。

  • 【サレンダー (Surrender)】

サレンダーとは、ディーラーのカードが強いと判断したときに、勝負をあきらめてベット額の半分を受け取ってゲームに降参するアクションのことを指します。

オンラインカジノのブラックジャック、特にライブカジノではサレンダーが宣言できるルールはほとんどないため、このアクションはあまり重要視されていません。

しかし、一部のソフトブラックジャックではサレンダーが宣言できる場合があります。

サレンダーができるブラックジャックについては後述します。

ブラックジャックにおけるサレンダーの種類

ブラックジャックのサレンダーは、選択できるタイミングによって次の2種類があります。

  • アーリーサレンダー
  • レイトサレンダー

ブラックジャックの基本的なルールでは、プレイヤーのカードが配られた後にディーラーのハンドがナチュラルブラックジャックかどうか確認します。

サレンダーのタイミングは、ブラックジャック確認前か確認後となります。

具体的にアーリーサレンダーとは、ディーラーがナチュラルブラックジャックを確認する前にサレンダーが宣言できるルールです。

このルールではプレイヤーが有利になるため、採用しているブラックジャックのテーブルは少ないです。もし採用しているルールがあればアーリーサレンダーをうまく活用しましょう。

次に、レイトサレンダーとは、ディーラーがナチュラルブラックジャックを確認した後にサレンダーが宣言できるルールです。

もし最初のハンドでディーラーがナチュラルブラックジャックの場合はサレンダーは宣言できず、ディーラーの勝利になります。

サレンダーができるブラックジャックのほとんどはレイトサレンダーが採用されています。

ブラックジャックのサレンダーをわかりやすく画像付きで解説

先ほど、サレンダーとはディーラーのカードが強いと判断したときに、勝負をあきらめてベット額の半分を受け取ってゲームに降参するアクションのことを指すと説明しました。

実際にブラックジャックではどのようにサレンダーができるのか、画像付きで解説します。

こちらのゲームは、プレイテック(Playtech)社のBlackjack Surrenderというソフトゲームです。

このブラックジャックではレイトサレンダーが採用されています。

この例ではベット金額は10ドルにしています。

まず、プレイヤーのハンドが8、ディーラーのハンドがAでした。レイトサレンダーが採用されているため、ディーラーのハンドがナチュラルブラックジャックでないことを確認しました。

その後、サレンダーすると次のような「サレンダーを選択するかどうか」の注意書きが出ました。

そしてYESをクリックするとサレンダーを宣言できます。ベット金額の10ドルの半分である5ドルを受け取ってゲームに降参しました。

この例のように、ディーラーのハンドが強く自分のハンドが弱いときにサレンダーを宣言すると効果的な場合があります。

どの場面で効果的なのかについては、ベーシックストラテジーの章で解説します。

ブラックジャックにおけるサレンダーのメリット

ブラックジャックでサレンダーがいつ宣言できるか、宣言するとどうなるかを理解できたと思います。

サレンダーのメリットとは、負けの確率が非常に高いときに勝負をあきらめてベット額の半分のリターンを得られる点です。

そもそも、ルール上サレンダーができることがメリットなのです。後ほど還元率の観点からサレンダー採用ルールがどれほどプレイヤー有利なのか具体的に解説します。

プレイヤー有利のため、サレンダーが採用されているブラックジャックでほとんど遊べないのが現状です。

ブラックジャックにおけるサレンダーのデメリット

一方でサレンダーのデメリットとは何でしょうか。

サレンダーをすると、確実にベット額の半分が返ってきます。

しかし、勝ちやすい状況で勝負をあきらめてしまっては効率的ではありません。

闇雲にサレンダーをするのではなく、勝率が低い状況でのみサレンダーを宣言することが重要です。

後述するブラックジャックのベーシックストラテジーでは、サレンダーが効果的な場面についてまとめられています。

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ブラックジャックのサレンダーについてより専門的な解説

ブラックジャックのサレンダーについて、用語や宣言するタイミング、メリット・デメリットについて解説しました。

ここからはブラックジャックのサレンダーについてもう少し専門的・数学的に解説します。

ブラックジャックのサレンダーは他のアクションと比べて還元率や期待値が高い?

ブラックジャックのサレンダーが他のアクションと比べて、還元率や期待値が高くなるケースは非常に限定的です。

後述するベーシックストラテジーを見ても、サレンダーをすることで最も期待値が高くなるケースはほとんどありません。

では、サレンダーの効果はだいたいどれくらいなのでしょうか。

ベーシックストラテジーに従うプレイヤーにとってのサレンダーの効果は、ハウスエッジを0.07%から0.09%程度減少させることです。

1度に10ドル賭ける人であれば、長い目で見て1時間に50セント程度の利益になります。

少しの利益を積み重ねることが還元率の高いブラックジャックにおいては重要です。

ブラックジャックのサレンダー採用ルールで変わる還元率とは?

ブラックジャックにサレンダーというアクションがあるおかげで、プレイヤー側がわずかに有利になることを解説しました。

では、還元率という観点から見るとサレンダーに関係するルールの違いによって、どのくらいプレイヤー側が有利になるのでしょうか。

サレンダーのルール 還元率の上昇・下降
アーリーサレンダー(Aがアップカード) 0.0039
アーリーサレンダー(10がアップカード) 0.0024
レイトサレンダー(10がアップカード) 0.0007
レイトサレンダー(Aがアップカード) 0

この表から、サレンダーが導入されているルールであれば必ず還元率が高くなることがわかります。

しかし、オンラインカジノのブラックジャックのルールは基本的に「サレンダー不可」です。

そのため、還元率が上がることはなく、プレイヤーがわずかに不利なルールで遊んでいることになります。

もし、ランドカジノなどでサレンダーに関するルールが細かく定められているとき、この表をチェックしてプレイヤーが有利かどうか考えてみるのも良いでしょう。

ブラックジャックでサレンダーが有効となる状況は?

後述するブラックジャックのベーシックストラテジーにも記載していますが、ブラックジャックには明確にプレイヤーがサレンダーを宣言することで有利になる状況があります。

分類すると、サレンダーを宣言するべきパターンは次の4種類です。

  • プレイヤーのハンドが15で、ディーラーのアップカードが10の場合
  • プレイヤーのハンドが16で、かつディーラーのアップカードが9の場合
  • プレイヤーのハンドが16で、かつディーラーのアップカードが10の場合
  • プレイヤーのハンドが16で、かつディーラーのアップカードがAの場合

プレイヤーのハンドが15, 16の場合、非常に弱いハンドと言えます。

なぜなら、ディーラーは必ず17以上になるまでヒットするからです。

もしサレンダーができない場合、プレイヤーは15, 16のハンドのときにヒットしなければなりません。

しかし、サレンダーが採用されているルールでは、ディーラーのハンドが9, 10や11と強いときにサレンダーがを選択することで還元率がいちばん高くなります。

限定的ではありますが、ブラックジャックでサレンダーを宣言するのが効果的な状況があることを覚えておきましょう。

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オンラインカジノでサレンダーができるブラックジャックの種類

オンラインカジノのブラックジャックでは基本的にサレンダーを宣言することはできません。

しかし、ソフトゲームのブラックジャックの中には「ブラックジャックサレンダー」というゲームがあり、レイトサレンダーが宣言できます。

基本的には全てのライブブラックジャックではサレンダー非対応

オンラインカジノのブラックジャックのルールは基本的にサレンダーができません。

ベーシックストラテジー表にサレンダーの項目があった場合、ヒットまたはスタンドと読み換える必要があります。

ソフトゲームではサレンダー対応のブラックジャックがある

オンラインカジノのソフトゲームには、サレンダー対応のブラックジャックがあります。

還元率が非常に高いため、導入されているオンラインカジノは少ないです。もし見つけた場合、勝ちやすいブラックジャックですので試しに遊んでみましょう。

こちらのブラックジャックサレンダー (Blackjack Surrender) はプレイテック (Playtech) 社が提供しているソフトブラックジャックです。

普通のブラックジャックとのルールの違いを説明すると、

  • レイトサレンダーが導入されている
  • 還元率が99.66%と通常よりも高い

先ほど説明したように、サレンダーが導入されているルールでは還元率が高くなります。

この特殊ルールに対応したベーシックストラテジーについて、次の節で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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ブラックジャックのベーシックストラテジーにおけるサレンダーの扱い

ブラックジャックのベーシックストラテジーとは、各場面において最適な戦略を定めた表のことを言います。

この戦略表通りにアクションを決めることで、最も高い還元率でブラックジャックをプレイできます。

では、ベーシックストラテジー表でサレンダーが有効な状況とはどの場面なのでしょうか。

エボリューション対応ベーシックストラテジー

次に紹介するベーシックストラテジーは、エボリューションゲーミング対応の表となります。

エボリューションゲーミングとは、ほぼ全てのオンラインカジノで導入されているプロバイダーです。

こちらのエボリューションゲーミング対応ベーシックストラテジー表の見方を解説します。

  • 表の左側の数字がプレイヤーハンドの合計
  • 表の上側の数字がディーラーハンド
  • HARDの表はAを含まないプレイヤーハンドに対応
  • SOFTの表はAを含むプレイヤーハンドに対応
  • PAIRSの表は同じ数字のプレイヤーハンドに対応

エボリューションゲーミングのブラックジャックのルールではスプリット後のダブルダウンができず、サレンダーも不可能です。そのため、次のように読み替えてください。

Double if allowed, otherwise hit
└ダブルダウンができる場合は実行、そうでない場合はヒット
Double if allowed, otherwise stand
└ダブルダウンができる場合は実行、そうでない場合はスタンド

こちらのエボリューションゲーミング対応の戦略表は、「オンラインカジノ ベーシックストラテジー」と検索すると出てくる戦略表とわずかに異なっています。

エボリューションゲーミングのブラックジャックは、ディーラーのアップカードがAのときのみナチュラルBJをチェックするルール。

表の違いはほとんどありませんが、どの場面においても勝率・期待値の高いセオリー通りに打ちたい方はこちらの表を見ながらプレイすることをおすすめします。

しかし、このエボリューションゲーミングのルールでは、サレンダーが宣言できません。そのため、次のように読み替える必要があることに注意しましょう。

Split if double after split is allowed
└必ずヒット
Surrender if allowed, otherwise hit
└必ずヒット

ブラックジャックサレンダーのベーシックストラテジー

次に、プレイテック社などが提供している、サレンダー対応ブラックジャックのベーシックストラテジーについて解説します。

この表の読み方は、次の通りです。

  • H:ヒット
  • S:スタンド
  • P:スプリット
  • DS:ダブルダウンができる場合はする、できない場合スプリット
  • R:サレンダーができる場合はする、できない場合ヒット
  • RS:サレンダーができる場合はする、できない場合スタンド

サレンダーを宣言すべきポイントは次の通りです。

  • プレイヤーのハンドが15で、ディーラーのアップカードが10の場合
  • プレイヤーのハンドが16で、かつディーラーのアップカードが9の場合
  • プレイヤーのハンドが16で、かつディーラーのアップカードが10の場合
  • プレイヤーのハンドが16で、かつディーラーのアップカードがAの場合

サレンダーが効果的なのは4つの場面しかありませんが、最適なアクションのためにも注意しながらブラックジャックを遊びましょう。

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ブラックジャックのサレンダーまとめ

ブラックジャックのサレンダーとは、ディーラーのカードが強いと判断したときに、勝負をあきらめてベット額の半分を受け取ってゲームに降参するアクションのことを指すと説明しました。

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