ブラックジャックのカウンティングについて、意味や使い方の解説をしています。
カウンティングとは簡単に言うと、場に出たカードをカウントし、これから配られるカードを絞って予想するというものです。
カウンティングが最も有効に使えるのは「オンラインカジノ」で、その中でも「ライブカジノ」で真価を発揮します。
実際のランドカジノではバレると違反になり、オンラインカジノの対コンピューターでは効果がありません。
ライブカジノではメモやツールを使っても相手側にバレることはまずないので、簡単に最大の効果を生み出すことができます。
記事の後半では、オンラインカジノで使えるカウンティングツールについても紹介しています。
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目次
ブラックジャックのカウンティングとは?
ブラックジャックのカウンティングとは、場に出たカードの情報から、デッキ内のカードの偏りを予想する方法です。
ブラックジャックでは、「10」「J」「Q」「K」を全て「10」としてカウントするので、「10」の出現率が最も高くなっています。
カウンティングでは10の残り枚数から偏りを予想することで、「デッキに10が多いからこの手でヒットするとバーストする確率が高い」や「デッキに10が多いから今の手でヒットすれば21を狙える」といった戦略を立てることができます。
カウンティングには「ハイローシステム」や「ZENカウンティング」という方法があり、やり方も簡単です。
カウンティングの方法については後述しています。
カウンティングを効率よく使うなら「オンラインカジノ」一択
カウンティングは、違反行為とされる場合もあります。
「ランドカジノ」、「オンラインカジノのテーブルゲーム」・「オンラインカジノのライブカジノ」の3つに分けて、効果的に使えるのはどこか解説します。
▼ランドカジノ
ランドカジノでカウンティングは効率よく使えません。
ランドカジノは、基本的にカウンティングしていることがバレたら違反となります。
カウンティングはメモやアプリを利用することで楽にできますが、ランドカジノでは使えないので記憶に頼るしかありません。
相当な手練れではないと「記憶」のみでカウンティングしていくのは至難の業です。
カウンティング難度は高めなのでお勧めできません。
▼オンラインカジノのテーブルゲーム
オンラインカジノのテーブルゲームでのカウンティングは効果がありません。
通常のテーブルゲームはコンピューター相手であり、シュー(デッキ)の中の動きが全く読めませんし、更新のタイミングも分かりません。
カウンティングは、場に出たカードからシュー(デッキ)の残りカードを読む攻略法のため、そこが読めなければ効果はありません。
▼オンラインカジノのライブカジノ
オンラインカジノのライブカジノでは、最も有効にカウンティングが利用できます。
ライブカジノはリアルタイムでディーラーと勝負するもので、シュー(デッキ)も目に付くところにあり、それをイカサマしていませんよのアピールとしています。
ライブ中継でプレイヤー側は見えないのでメモ・アプリも使い放題なので難易度は低いです。
カウンティング難易度が低く、効果が大きいのはライブカジノなので最もおすすめです。
ブラックジャックのカードカウンティングの方法
ブラックジャックでカウンティングを使うと勝率やRTPが上がる仕組みを簡単に解説し、一番基本的なハイローシステムの実践方法について紹介します。
カードカウンティングで勝率が上がる仕組み
カードカウンティングは、プレイヤーが有利なのか不利なのかを数値として表す方法です。
では、どのような状況がプレイヤーにとって有利・不利なのでしょうか。
ブラックジャックにおいて、ハイカード(10, J, Q, K, A)がデッキに多く残っている状況がプレイヤーにとって有利だということが知られています。
理由としては、プレイヤーのハンドの合計値が10や11のときにハイカードを引ける確率が高ければ、20や21といった強いハンドを揃えやすいからです。
ということについては、次のように説明できます。
ナチュラルブラックジャックを揃えると2.5倍の配当が獲得できる権利はプレイヤーにだけあるため、ハイカードが多く残っている状況はディーラーよりもプレイヤーのほうが有利になり、勝率が上がります。
また、プレイヤーはどのタイミングでも自由にヒット・スタンドができますが、ディーラーはハンドが16以下の場合は必ずヒットしなければなりません。
そのため、ハイカードが多くデッキに残っている状況では、ディーラーがバストしやすくなりプレイヤー有利となります。
さらに、プレイヤーにはダブルダウンやスプリットという選択肢もあるため、ハイカードが多い状況ではさらにプレイヤーが有利となります。
同じような考え方で、デッキにローカード(2~6)が多く残っている状況はプレイヤーが不利ということが説明できます。
プレイヤーが不利になる理由としては、ディーラーは16以下のハンドの場合は必ずヒットしなければならないため、ローカードが多くデッキに残っている状況では、20や21といった強いハンドを揃える確率が高くなってしまうからです。
- カードカウンティングの仕組みをまとめると、次の通りです。
- デッキにハイカード(10~K, A)が多く残っている状況はプレイヤー有利
- デッキにローカード(2~6)が多く残っている状況はディーラー有利
- ハイカードが多く残っている状況でベットしたほうが勝率が高い!
さて、カウンティングをするには、プレイヤーがどれぐらい有利なのか・不利なのかを数値で表す必要があります。
その方法の一つが、次に解説するハイローシステムです。
ハイロー(Hi/Lo)システムによるカウンティング解説
ここからは実際に、ブラックジャックのカウンティングの一種であるハイローシステムをどのように使うかについて解説します。
ハイローシステムはカウントの方法もシンプルで数えやすく、実践で扱いやすい方法の一つです。
ハイローシステムでは、次のように場に出たカードをカウントします。
カードの種類 | カウント |
---|---|
2 | +1 |
3 | +1 |
4 | +1 |
5 | +1 |
6 | +1 |
7 | 0 |
8 | 0 |
9 | 0 |
10 | -1 |
J | -1 |
Q | -1 |
K | -1 |
A | -1 |
- プレイヤーに有利なハイカードが出ると-1
└デッキ内のハイカードが少なくなるので不利になる - プレイヤーに不利なローカードが出ると+1
└デッキ内のローカードが少なくなるので有利になる
カウントの数値は0からスタートします。
ただし、デッキの途中からではなく、デッキの最初からカウントをスタートすることをお勧めします。
オンラインカジノでは自由にテーブルを選べるので、新しくデッキが入れ替えられるのを待ちましょう。
カードカウンティングで勝率は上がることを先ほど説明しましたが、実際にRTPはどれくらい上がるのでしょうか。
ハイローシステムをカウンティングに使うと、シングルデッキのブラックジャックの場合、カウントが+1上がるごとに0.5%程度RTPが上昇することが知られています。
ブラックジャックのRTPが99%~であることを考えると、カウントが+2以上のときにベットすれば確実にRTPが100%を超える計算になります。
ただし、オンラインカジノのライブブラックジャックは6~8デッキを使用するため、RTPの上昇は0.5%よりは小さいです。
その場合のRTPの上昇は、(カウント数)×0.5÷(デッキ数)と計算できます。
このように、カウント値が高い場合にベットすることでRTPが高い状況でのプレイが可能です。
その他のカウンティングの種類と効果の違い
今解説したハイローシステムはシンプルで計算しやすいため、初心者にも扱いやすいカウンティングシステムです。
実は、ブラックジャックのカードカウンティングにはハイローシステム以外にも様々な方法があります。
ハイローシステムではハイカードを-1, ローカードを+1と大雑把にカウントしていましたが、カードがデッキから抜かれることによる効果をもっと細分化することで、よりRTPが高くなるようなカウンティングシステムが存在します。
この記事では、中級者~上級者向けのHi-Opt 2システムと、ZENシステムについて紹介した上で、それぞれの違いについても解説!
Hi-Opt 2もZENも覚えるのは難しいですが、カウンティングシステムの中ではトップクラスの精度を持っています。
また、複数のデッキを用いるブラックジャックにおいて、デッキ枚数に応じてカウントを調整する「トゥルーカウント」についても簡単に説明します。
Hi-Opt 2カウンティングシステム
Hi-Opt 2システムでは、次のように場に出たカードをカウントします。
カードの種類 | カウント |
---|---|
2 | +1 |
3 | +1 |
4 | +2 |
5 | +2 |
6 | +1 |
7 | 1 |
8 | 0 |
9 | 0 |
10 | -2 |
J | -2 |
Q | -2 |
K | -2 |
A | 0 |
Hi-Opt 2システムでは、ハイローシステムと比べて大幅に異なったカウントを行っています。
- ハイカードが抜かれたときにより小さなカウント数値(-2)を割り当てることで、よりプレイヤー不利な状況をはっきりとさせる
- ローカード(2~6)が抜かれるときのカウントも細分化することにより、よりプレイヤー有利な状況をはっきりとさせる
- Aは1または11と数えられる、つまりローカードでありハイカードでもあるので、中立的な0を割り当てている
このように、ハイローシステムよりもカウントの細分化をすることによって勝率が高くなる状況を際立たせることで、プレイヤーに有利な状況をはっきりと示すことができるのがHi-Opt 2システムといえるでしょう。
ZENカウンティングシステム
次に紹介するのがZENカウンティングシステムです。
ZENカウンティングシステムでは、次のように場に出たカードをカウントします。
カードの種類 | カウント |
---|---|
2 | +1 |
3 | +1 |
4 | +2 |
5 | +2 |
6 | +2 |
7 | 1 |
8 | 0 |
9 | 0 |
10 | -2 |
J | -2 |
Q | -2 |
K | -2 |
A | -2 |
ZENシステムは、Hi-Opt 2と比べると6とAの扱いが違います。
- Hi-Opt 2
└6カードを+1, Aを0と扱う - ZEN
└6カードを+2, Aを-2と扱う
ZENシステムはAをハイカードとして扱うため、よりRTP向上を狙った戦術と言えるでしょう。
ブラックジャックのカウンティング理論で有名な専門書「Theory of Blackjack」でも、Hi-Opt 2システムとZENシステムが、様々なカウンティングの中でも優れた方法であることが解説されています。
Hi-Opt 2とZENはほどんど効果に差はありませんが、ハイカードをすべて-2とカウントするZENのほうが覚えやすいため、実戦でカウンティングする場合は後者をおすすめします。
トゥルーカウントによるカウントの調整
ここまで解説してきたカウンティングシステムは、デッキの枚数を考慮しないシンプルなものでした。
オンラインカジノで遊べるブラックジャックは6~8デッキを利用することがほとんどです。
多くのデッキを使うことにより、デッキ内のカードの偏りが出にくくなりカードカウンティングの効果が薄れます。
そのため、カウント値をそのまま利用すると有利な状況・不利な状況を過大評価してしまいます。
それを解消するために、トゥルーカウントという考え方を導入します。
トゥルーカウントとは、カウント値を残りのカード枚数で割った数のことを言います。
このように、デッキの残り枚数に応じてカウント値を調整するのがトゥルーカウントという考え方です。
オンラインカジノでカウンティングは使える?
ここまで、ブラックジャックのカードカウンティングの仕組みや方法を解説しました。
ランドカジノではカードカウンティングは禁止されていますが、オンラインカジノではどのような扱いなのでしょうか。
カウンティングが使えるか利用規約を確認
オンラインカジノではカジノごとに利用規約が違うため、カウンティングが使えるかどうかはカジノごとに異なります。
オンラインカジノによっては「カードカウンティングは禁止」と明記している場合があるため、実際に利用する前に確認が必要です。
ブラックジャックのカウンティングおすすめアプリ
オンラインカジノのブラックジャックでカウンティングする際には、アプリを使ったほうが便利です。
ブラックジャックのカウンティングアプリは無料でダウンロードできます。
デッキ数を変更できたり、ディーラーがバストする確率を計算してくれたりなど高機能で便利です。
スマートフォンでカウンティングアプリを開いて計算しながら、パソコンでブラックジャックをプレイするのが良いでしょう。
そして!
以下の5サイトは、カウンティングアプリを実際に使いながらプレイできるおすすめオンラインカジノです!
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どのサイトもお得なボーナスが貰えるので是非登録してカウンティングを試してみてください!
まとめ
ブラックジャックでカードカウンティングをすると勝率やRTPが高くなり、プレイヤーが有利になることを解説しました。
オンラインカジノでカウンティングをする場合は、無料アプリをダウンロードすると便利でしょう。
ただし、オンラインカジノによってはカウンティングを禁止している場合もあるので、利用規約をしっかりと確認しましょう。
もし規約に明記されていない場合でも、毎回少額ベットをしてカウンティングがバレないようにするのが賢い立ち回りです。
オンラインカジノでのカウンティングの利用はくれぐれも自己責任でお願いします。