ポーカー ポジション
UPDATE:2021.09.09

一番重要!ポーカーのポジションごとの戦い方を徹底解説!

ポーカー

ポーカーとして世界中で大人気のテキサスホールデムでは、さまざまな戦略や戦い方がありますが、どんなプロでも共通して意識している要素があります。

それが、今回本記事でも取り扱っていく「ポジション」です。

ポーカーにおけるポジションは数少ない情報の一つであり、このポジションを理解し、意識をしていかないと、勝つことは難しくなっていくのです。

実際、低いレートのテーブルにはポジションを意識していない方が多いですが、一つや二つレートを上げるだけで、ポジションを考慮したアクションを行わないとすぐに上手い人たちにチップをたくさん持ってかれてしまいます。

本記事では「ポーカーを上手くなりたい!」という方や、「ポジションをしっかり理解したい!」という方のために以下の項目に沿って解説していきます。

  • ポジションとは?ポジションごとに有利不利が発生する仕組み
  • ポジションごとの戦い方
  • インポジション・アウトオブポジションの戦い方の違い

ポジションって何?ポジションの仕組みを解説!

ポジションというのは簡単にいうとアクションを行う順番のことです!

ポーカーではアクションを行う順番が決められており、プリフロップではUTGから時計回りに進んでいきます。

一番最初にアクションをするUTGは、もはや自分のハンドしか情報がなく、後ろに5人も控えているので不利な状況ということがわかります。

なので、自然とポジションの悪い人は参加するハンドレンジを絞り、BTNやBBなどプリフロップで有利なポジションにいる方は参加するレンジは少し広めになります。

実際、一番不利なUTG以降5人のプレイヤーの中で、上位5%の強さのハンドを持っている人がいる確率はおよそ30%に及びます。

いかにスターティングハンドをポジションごとに意識するべきかわかりますね。

また、ポジションごとのGTO推奨ハンドレンジを合わせて知りたい!という方は以下記事で”ハンドレンジ”について詳しく執筆しているので、ご参照ください!

ポジションごとの戦い方!

ポジションによって、同じハンドでもレイズするべきかコールするべきかそれともフォールドをするべきかが変わっていきます。

初心者の方の中には、自分のハンドだけを見てポーカーをプレイしている方もいますが、オンラインポーカーなどレベルの高いテーブルでそのようなことをすると、上手い人に見透かされて搾取されてしまいます。

自分のハンドだけを見てプレイしないよう、本章を参考に、ポジションごとによる戦い方を学んでいきましょう!

スモールブラインド(SB)

SBはフロップ以降最初にアクションをしないといけなくなるので、すごい強いハンドでもない限り、格上相手がいるポットには参加しないことをおすすめします。

  • ①プリフロップでの戦い方

SBは基本的にフロップ以降のアクションが難しくなるので、微妙の手でコールで参加するのは控え、「強いハンドだけどフロップ以降自信ない」という場合は3betを多用し、スチールを狙っていきましょう!

また、前にレイズが入っていないまま自分の番になった場合は、比較的広い手でオープンレイズをし、スチールを狙っていきましょう。

  • ②ポストフロップでの戦い方

3betポットの場合は、ボードにもよりますが、基本コンティニュエーションベット(プリフロップでのレイザーが続けてフロップが開いた後もベットすること)を打ちましょう!

コールで参加した場合には、一旦チェックでレイザーまで回し、打たれた場合にはあきらめてフォールドをしましょう。(自分のハンドが相手に勝っていると思った場合はコールorレイズ)

ビッグブラインド(BB)

ブラインドをスチールから守る意味合いから、BBでオープンレイズにコールで参加することを”ディフェンスする”といいます。

ビックブラインドは強制参加費が設けられているので参加したくなる気持ちもわかりますが、結果的に見ると更にマイナスになってしまうので、ランダムハンドでは参加しないようにしましょう。

  • ①プリフロップでの戦い方

BBはブラインドを既にポットに入れていることから、他のポジションよりも比較的広くコールすることができます。

スーテッドコネクター(例:78s、56s)やAxs(例:A2s、A4s)などもコールレンジに入れていきましょう。

また、ファミリーポット(テーブルのほぼ全員が参加しているポット)ではランダムハンド(例:68o、23s、A2o)でのコールも正当化されます。

  • ②ポストフロップでの戦い方

BBはプリフロップでのポジションはよかったとはいえ、フロップ以降になってしまうと不利なポジションになってしまいます。

なのでSB同様に、まずはレイザーまでチェックで回し(役ができていても)オリジナルレイザーのアクションを観察します。

仮にレイズをしてきた場合は、次からも不利なポジションでの戦いを強いられることを意識してアクションを行いましょう。

また、ボードが

のような場合にレイザーがチェックをしてきたらポットの半分程度をベットすると大抵は降りてくれます。

理由はポジションごとのレンジが違うからです!

相手のプリフロップレイズレンジに2や3や6はあまり含まれていませんがBBのコールレンジにはこのような数字は多いのです!

アンダーザガン(UTG)

UTGは名前からも分かる通り、銃口を向けられているという由来からこの名を付けられました。

一番不利なポジションで、一番最初にアクションを起こさないといけなく、「いますぐプレイしろ!」と銃を向けられているイメージですね!

  • ①プリフロップでの戦い方

冒頭でもお伝えしましたがUTGは、次にアクションを起こす残りの5人が強いハンドを持っている可能性が高く、参加するリスクが高いことからスターティングハンドレンジはポジションの中でも一番狭いです。

なので、十分に戦えるハンド(例:AJs、ATs、KQs)でのみ参加していきましょう!

  • ②ポストフロップでの戦い方

ポストフロップでは自分がレイザーの場合、基本的にはコンティニュエーションベットを行っていきましょう!

ボードが以下のような場合には基本降りてくれます。

理由は前章でもお伝えしたとおり、UTGのレイズレンジにはAやKがたくさん含まれているからですね!

ハイジャック(HJ)

HJも基本的にはUTGのようにレンジを狭くプレイしていきましょう!

  • ①プリフロップでの戦い方

UTGと同様、後にアクションをする人が多いので、レンジは狭めてレイズするチャンスを伺っていきましょう。

また、UTGに対して3betをするときははかなり強いハンドでのみ行っていきましょう。(たまにライト3betをまぜるのも戦略の一つです)

  • ②ポストフロップでの戦い方

こちらもUTGと同様に、ボードが自分のレンジと噛み合ってる場合、コンティニューションベットを積極的に行っていきましょう!

カットオフ(CO)

ポジションがBTNに近づいて、有利になっていくのですこしスターティングレンジは広めになっていきます。

  • ①プリフロップでの戦い方

プリフロップの時点で、UTGとHJがフォールドをしたのを確認したら、スーテッドギャッパーなど、比較的広い手でオープンしていきましょう!
(例:89s、T9s、T8sなど)

  • ②ポストフロップでの戦い方

フロップ以降も依然としてインポジションでのアクションが可能なので、フロップを見て、戦えるハンドであったらコール、弱いトップペアならレイズなど柔軟な戦い方を選びましょう。

ボタン(BTN)

BTNはポジションの中でも、最も位置が良く、フロップ以降はすべてのプレイヤーを見てアクションができます。

ポーカーの世界トッププロでもある”ダニエル・ネグラヌ”は「BTNからならどんなハンドでも参加するよ」と彼のYOUTUBEチャンネルで語っていたほど、BTNは有利なポジションということがわかります。

例えとして、発言を抜粋しただけで、BTNからランダムハンドで参加することを推奨しているわけではありませんよ!(笑)

  • ①プリフロップでの戦い方

プリフロップで自分までのすべてのプレイヤーがフォールドした場合、かなり広いハンドでのオープンレイズが可能になります。
(例:J9o、57s、K9oなど)

また、UTGなどがレイズしてきた場合は強い役になり得るハンドでコールをしましょう。
(例:56s、45s、JQsなど)

  • ②ポストフロップでの戦い方

フロップ以降は、相手のアクションを見れるので断然有利になります。

なので、相手のベットにコールするもよし、レイズするもよし、あきらめてフォールドをすることもできます。

筆者のおすすめは、フローティング戦略を用いることです。

相手のコンティニュエーションベットに対し、ハイカードでも一度コールをします。

すると相手が「え?コールするってことは何か持ってるよな。チェックしとこ」とチェックをして来た時に、一発ハーフポットベットを行いましょう。

相手が何も持っていないorボトムペアあたりは降りてくれます。

インポジション・アウトオブポジションの戦い方の違い

ポーカーをやるうえでポジションが非常に大事だということお伝えしてきましたが、ではインポジションとアウトポジションではそれぞれどのようなことを意識するべきなのでしょうか。

多くのポーカープレイヤーは以下の2点を意識して、ポジションごとの戦いを行います。

  • レンジの違い
  • アクションする順番の違い

インポジション

インポジションは基本的にたくさんの戦略を駆使し、ポストフロップ以降アクションを行うことができます!

強いハンドでのスロープレイや、前章でも軽く触れたフローティング戦略ブラフなどさまざまな方法でポットを獲得することができます。

自分が投機的ハンドでポットに参加した場合は、セミブラフで降ろすか、安くリバーまで見に行くかなどの戦術を用いて戦っていきましょう。

基本的に、BTNのプレイヤーからジャストコールされるのはどんなプレイヤーでも嫌なものです!ポーカーでは人にされて嫌なことをやっていきましょう!

アウトオブポジション

アウトポジションはできるだけハンドランクの高いカードでフロップを参加し、最強ハンド(フラッシュ、フルハウス、ストレート)にならない限り、ファストプレイをし、フロップで勝負をつけていきましょう。

不利な状況でターン、リバーとプレイしていくのは危険になっていくので、できるだけスチールや、フロップで相手をフォールドに追い込んでしまいましょう。

また、プレイヤーによっては「自分より上手い人相手にはアウトオブポジションで参加しない」と決めている人もいるように、格上相手のアウトオブポジションというのはたくさんチップを失ってしまう可能性があるので気をつけましょう!

まとめ

世界トッププロが「BTNからならどんな手でも参加できる」と豪語しているように、ポジションはポーカーにおいて、ハンドの強さよりも重要になる場面が多々あります。

なので、今ポジションを意識していない方は「アウトオブポジションでこのハンドは3bet」や「インポジションでこのハンドはジャストコール」など、自分の中で軽く基準を決めておくことで、今後のプレイをよりよくしていくことができます。

よく、考えられることが多い人ほどポーカーが上手いと言われるように、ただ自分のハンドの強弱を考えるのではなく、ポジションを意識してポーカーをプレイしていきましょう!

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